淫獣犯すッ〜美肉狩り〜

美人女医とエッチするッ

東京の境目に多摩川が流れそこを越えると神奈川になる。
この川には実にいろんなものが流れてきて海へと吸い込まれてゆく。
今にも一雨降りそうなどんより曇った空模様の中をその粘着質な物体はゆっくり流れてきて海に近い大田区の岸辺で引っ掛かり浮き沈みしていた。
この辺りの河川敷には数人のホームレスがテントを張り生活している。
それぞれが街のあちこちを徘徊して集めた材料を使って雨風を凌げるテントを作り上げている。
夕方になると、この辺りに半年ほど前から住み着いてる大岐ゴロウは汗や埃で汚れきってる厚手のコートを羽織り飄々と街中を歩き回ってはレストランから運び出される残飯を持参したビニール袋に詰めて持ち帰り万能鍋にぶち込み煮立てて食った。
空腹が満たされるとゴロウはテントに入りうつらうつらし始めた。
そのゴロウが何かの気配を感じて顔を上げた。
テントの外に誰かがいるような気がして脅えた視線を向けた。
やがてゆっくり起きあがったゴロウはテントの隙間からジッとその向こうに果てしなく広がる闇を見つめた。
その闇もまたジッとゴロウを見つめ返してるように思われた。
その時、不意に生暖かい風を頬の当たりに感じてゴロウの全身に恐怖の痙攣が走り抜けた。
こんな奇妙な感覚はホームレスになって始めてのことだった。
「・・・・・・・だ、誰だ?」
そう問いかけるゴロウの声は恐怖に脅えた震えていた。
人間じゃないッ
そう感じたゴロウの絶望的な恐怖心がまるで暗黒の世界へと誘われるかのように彼をテントの外へと引きずり出した。
厚い雲に覆われてる夜空からは霧雨がシトシト降っていた。
「!」
外へ出たゴロウは雨に濡れてる地面に視線を落とし全身を硬直させた。
その得たいの知れない不気味な物体は地面を這いながら無数の触手をゆらゆら伸ばし蠕動している。
その触手はまるで金縛りにあったかのように動けなくなったゴロウの足元からジワリと絡みつきゆっくり上ると口や鼻や耳から侵入しようとしていた。
呼吸が止まったゴロウは不意に悪夢から目覚めたように夜気を切り裂く絶叫を漏らし藻掻き苦しんだ。
激しい痙攣を繰り返すゴロウの体内にその不気味な物体は緩慢な動きでヌルヌル入り込んで入った・・・・・・・・・
翌日の朝、ゴロウの死体を発見して交番に通報したのはやはりこの河川敷をねぐらにしてる老いたホームレスだった。
老人はいつものように朝日が夜の匂いを消し去るのを楽しみながら散歩をしていて眼を覆いたくなるような惨たらしい殺戮現場に遭遇してしまったのだった。
老人からの通報を受け若い警官が自転車で駆けつけるとゴロウの無残な死骸を眼にして顔を歪ませると震える手つきでテント廻りに立ち入り禁止のロープを張りその場に立哨して本庁から鑑識と刑事がやってくるのを待った。
ほどなくサイレンを響かせて鑑識と刑事が到着すると警官はホッとした顔で敬礼した。
「ご苦労様ですッ」
「おう、ご苦労さん」
爪楊枝を咥えたガッシリした体格の羽童刑事が鷹揚にその若い警官に声をかけテントの中へと入った。
その羽童の足が入り口でピタリと止まりその異様な光景に眼を剥いた。
これまで殺戮現場は数えきれないほど見てきたがこれほど陰惨な現場を眼にしたことはなかった。
死体は一人なのか複数なのかも分からないほど肉片となって無残にも散乱し夥しい量の血がテント内を真っ赤に染めている。
その光景は朝まで明りの消えることのない都会に突然血に飢えた凶暴な野獣がその姿を人間の前に現わしたようなそんな印象を羽童はもった。
「酷いことをしやがるな、こいつは人間の仕業じゃねえぜ」
顔馴染みである鑑識の兵頭がその丸い顔をしかめると吐き捨てるように言った。
「人間じゃねえとしたらいったい何だってんだ?」
羽童は血の臭いの立ち込めるテントの中にいるのは耐えられないというように外へ出ると大きく深呼吸した。
爪楊枝をペッと吐き捨てタバコを取りだすと火を付け深々と煙りを吸い込む。
「詳しく調べてみないと分からないが刃物で切り裂かれたんじゃなく鋭い牙に食いちぎられたような傷痕だよ」
兵頭は溜め息をつくと羽童からタバコを取り上げうまそうに吸った。
「おい、禁煙中じゃなかったのか?」
羽童が苦笑しながら新しいタバコに火を付ける。
「こういうイヤな現場に遭遇すると無性にタバコが吸いたくなるんだよ」
兵頭が根元一杯まで吸ってタバコを投げ捨てた。
「さてと、俺は第一発見者に話を聞いてくるから何か分かったら署にメモを残しておいてくれよ」
そう言うと羽童は兵頭に軽く手を振りそこから離れた。
先ほどの若い警官に声をかけると通報してきた老いたホームレスの所に連れて行くよう頼んだ。
「・・・・・・・・そうか、朝の散歩をしてて偶然発見したわけだな?」
羽童はどこかおどおどしてる老いたホームレスの話を聞いた後でそう確認した。
「ああ、それはあの警官にも話してることだ」
老いたホームレスの視線が落ち着かなくあちこち彷徨ってるのを羽童は刑事特有の鋭い勘で何か隠してると直感した。
「なあ、テントの中がやけに綺麗なんだがお前が見た時もあんなに片付いてたのか?」
羽童の鋭い刺すような視線を浴び老いたホームレスはジットリ汗をかいた。
「・・・・・・・・・・」
老いたホームレスは黙り込むと苦しそうな呼吸を繰り返した。
「正直に言わねえと署に引っ張ってくぜ。その時に何かを見たとか誰かに会ったとかいうことはなかったのか?」
そう言うと羽童はニヤリと笑い老いたホームレスにタバコを進めた。
老いたホームレスは震える指で一本抜き取ると口に咥えた。
「へへへ、刑事さんに嘘はつけねえな。だが俺があそこから持ち出したのはラジオだけだぜ」
老いたホームレスは肉食獣に追い詰められた哀れな小動物のような怯えた眼で命乞いをするように羽童を見つめた。
「ああ、お前は事件現場を荒らしたんだから法的には罪になる。だが、俺に協力するというのなら考えてもいいぜ」
羽童の言葉に老いたホームレスはしきりに卑屈な愛想笑いを繰り返しながら無言で頷いた。


いやな霧雨が降りしきる中を上りの一番電車が駅に入ってきた。
電車から降りたのは十人ほどだった。
その中に一人だけやけに眼光の鋭い老人の姿があった。
老人はエスカレーターを利用しようともせず階段を軽々と踊るように上った。
自動改札口を出ると老人はそのまま地下街へ降りていった。
少し歩くとすぐに目ざとく異様な雰囲気を漂わせてる老人を眼にして一人の馬鹿でかいホームレスがのそりと歩み寄ってきた。
「・・・・・・・・・・・」
どんより濁った大男の視線がジッと老人に注がれている。
老人がチッと舌打ちして立ち止まるとゆっくり辺りを見まわす。
するとどこからともなく八人のホームレスが現われジワジワ老人との距離を狭めてきた。
「・・・・・・・・わしに用があるのか?」
老人は面倒臭そうに首の辺りをボリボリ掻くと最初に近寄って来た大男に話しかけた。
だが大男はそれには答えず全身に殺気を漲らせ間合いを詰めて来た。
次の瞬間、謎の男たちが一斉に老人に襲いかかった。
その鋭く素早い動きからしてこの男たちが戦闘訓練を受けてるプロであることを老人は直感した。
彼らの繰り出す相手を倒すためだけに鍛え抜かれた攻撃をまともに食らったのではいかに肉体に自信をもってる男でも瞬時に床に転がってしまうだろう。
唸りを上げ襲いかかる男たちの攻撃を交わしながら老人は確実に一人ずつ倒していった。
老人の動きには無駄がなく華麗で優雅なダンスでも踊ってるように見えた。
勝負は呆気なくついた。
激しい動きをしたにもかかわらず老人の息は少しも乱れてはいない。
老人の周りには手足やアバラ骨を折られた男たちが呻き声を漏らしながら転がっていた。
「お前ら、いったい誰に頼まれて俺を襲ったんだ?」
老人はまだ意識のある大男の胸倉を掴んで軽々と持ち上げると眼に凄惨な光を宿したままゆっくり尋ねた。
「・・・・・・・・・ここがてめえの死に場所だぜ」
口の端から血を滴らせた大男が薄気味悪い笑いを浮かべ吐き捨てるように言った。
老人が薄く笑ったように見えた。
次の瞬間、老人の鉄拳が大男の胸に突き刺さった。
呻き声を上げることもなく大男は急速に腐敗する物質となり崩折れた。
老人は呻いてる男たちを一瞥するとその場から悠然と立ち去った。


神尽学園の保健室で影野ショウゴは顔を赤らめたまま立ち尽くしていた。
ズボンのファスナーを引き下ろされその中に差し込まれた指がすでに痛いほど勃起してる男根を巧みに愛撫している。
鳴門ミカが淫らな笑みを浮かべショウゴの顔をジッと見つめている。
「ふふふ、感じるんでしょ?」
ミカの真っ赤な口紅で彩られてる唇が開き粘った言葉を吐きだした。
「ああッもう出ちゃうよッ」
ショウゴは押し寄せてくる快感に絶えきれず悲鳴を上げて大量の精液を放出した。
指に付着した粘つく液体を確かめながらミカが勝ち誇ったように微笑んだ。
「・・・・・・・・どうして僕を虐めるの?」
ショウゴが今にもに泣き出しそうな顔で声を詰まらせた。
「あなたは私の奴隷よ。女王様である私の言うことだけ聞いてればいいの、何も考えないでね」
ミカは冷たい視線でショウゴを見つめそれから椅子に腰を下ろすとスラリと伸びた足を組んでタバコに火をつけた。
ショウゴは床に飛散してる精液の始末をしながらソッと手を伸ばしミカの美しい足に触れた。
「お前は何してるの?」
「僕、先生の裸が見たいんだよ」
ショウゴの手がゆっくり動いてミカの白い太股の奥へと伸びてゆく。
そのショウゴの手をミカがピシャリと叩いて制止するとショウゴの股間をズボンの上からギュッと握りしめた。
「あらッもうこんなに勃起させてるのね?」
ミカがタバコを咥えたまま両手でショウゴの股間を弄んでいる。
「だ、だめですッ僕、またいっちゃいそうですッ」
ショウゴは荒々しい呼吸で顔を歪め呻いた。
「ふふふ、もっと虐めてあげるわね?」
ミカは濡れた赤い唇を何度も舌で舐め回し爪を立てた。
「ひッ」
ショウゴの身体が硬直し再び悲鳴を上げた。


老人がソープランド街に足を踏み入れたのは地下街での一件があってから三十分とたってはいなかった。
老人はこの辺りを熟知してるのか悠然と歩いている。
やがて一軒の店の前で老人が立ち止まった。
その店の看板にはパラダイスガールと書かれている。
早朝から営業してる店の中に老人の姿が消えた。
「いらっしゃ・・・・・・・・」
カウンターの中で伝票の整理をしてた若者がふらりと入ってきた老人の気配を感じ反射的にそう声を出したが老人を見てギョッとした顔で凍りついた。
「ほう、どうやらわしを知ってるようだな?」
老人がその若者に歩み寄りニヤリと笑った。
「・・・・・・・・・朝一番でお客が来るかもしれないと社長が言ってましたから」
若者は引きつった顔でそう答えた。
「そうかい、やはり俺が来ることを知ってたんだな?」
老人がそう言い終わると奥の扉が開き屈強な三人の男たちがのそりと出てきた。
老人は男たちをチラリと見て彼らが戦闘訓練を受けてる戦いのプロであることを瞬時に見て取った。
「社長は会いたくないと・・・・・・・・・」
そう言いかけた若者の胸倉を老人が掴み取るとジロリと見つめた。
「なるほど、天馳がここに来てるのか?」
そう言うなり老人はいきなり若者の頬を拳骨で殴りつけた。
老人は軽く殴ったつもりだったが若者はその場に気を失って崩折れた。
三人の男達が老人との間合いを詰める。
その男達を老人がジロリと睨め回しニヤリと笑った。
「止めといたほうがいいぜ、俺と戦ったら治療費が高くつくぜ」
何度となく生死を賭けた凄絶な戦いをくぐり抜けてきた老人の全身からは屈強な男たちをたじろがせる凄みが滲み出ている。
その場で立ち尽くしてる男たちを尻目に老人は廊下を曲がって突き当たりの扉に手をかけた。
「鍵など俺には何の役にもたたねえよ」
老人は無造作に扉を蹴破った。
部屋の中で全裸のまま抱き合って眠ってた男女が驚いて破壊された扉の方を見つめている。
「ほう、金髪のねえちゃんが愛人ってわけかい?」
老人が腕組みしたまま入り口近くの壁にもたれベッドに胡座をかいて苦笑してる天馳を見つめてい。
「雷臣コウゾウ・・・・・・・・いつ戻った?連絡くらいくれてもよかろうが」
天馳ゲンジは葉巻を咥え金髪美女から火を付けてもらうと迷惑そうな顔で雷臣コウゾウと呼んだ老人をジロリと見つめた。
「俺に出来の悪い殺し屋を仕向けるとはいったいどういう了見だ?」
コウゾウの粘っこい視線が金髪美女の官能的な肉体に注がれている。
「気に入ったようだな?今夜の相手に提供してもいいぜ」
ゲンジがせせら笑うと金髪美女の大きな乳房をねっとりと揉んでみせた。
「へへへ、そいつは悪くねえな」
コウゾウは全裸のままベッドから降りた金髪美女の股間に生い茂ってる豊かな恥毛に思わず顔を綻ばせた。
「お前が山を下りたという噂は聞いてるぜ。だが懐かしくてこの街に舞い戻って来たわけじゃあるまい」
ゲンジはコウゾウにも葉巻を進めたがコウゾウは軽く手を振って断った。
「ふん、その歳になってもまだ命が惜しいのか」
金髪美女が運んできたブランデーを受け取るとゲンジが葉巻の煙をフワッと吐き出した。
コウゾウも金髪美女からグラスを受け取り悩ましそうに腰を左右に振りながら歩き去ろうとする金髪美女の尻にスッと手を差し込んだ。
「あッ」
金髪美女が尻を突き出すような格好で立ち止まり鼻を鳴らす。
コウゾウに尻から秘唇を弄られ金髪美女が熱い喘ぎを漏らした。
しばらくコウゾウは金髪美女の濡れた柔らかな秘唇の感触を楽しんでから手を引き抜いて淫液で濡れ光ってる指をペロリとなめると淫らな薄笑いを浮かべた。
金髪美女は何事もなかったように肉感的な尻を左右に振り奥の部屋へと歩き去った。
「・・・・・・・ゲンジ、てめえは何も感じねえのか?」
コウゾウが不意に真顔になりゲンジの不適な面構えをジッと見つめた。
「いったい何のことだ?」
ゲンジはグラスを空にするとコウゾウに話の続きを促した。
「淫獣だよ」
コウゾウが吐き捨てるようにボソリと言い放つ。
「やはりそうか・・・・・・・・・・・だが娘はダメだぞ、あいつは何も知らねえんだからな」
「ゲンジ、てめえいつから娘を庇うなんて人間らしい気持ちを持つようになるやがった。てめえはこの街を淫獣に明け渡してもいいっていうのかッ」
「うるさいッお前はいつだって疫病神だッくそッだから地下街で始末しようとしたんだよッ」
ゲンジは憎悪を剥き出しにしてその場にいる子分が震え上がるような声で喚くと強い調子で手を叩きブランデーの催促をした。
すぐに下着だけ身につけた先ほどの金髪美女がボトルを持ってきてゲンジのグラスに並々とブランデーを注いだ。
「お注ぎしましょうか?」
金髪美女が艶然と微笑みながらコウゾウに声をかける。
「ふん」
それには答えずコウゾウはいきなり金髪女を抱きすくめネットリしたキスをした。
金髪美女は抗おうともせず軽く目を閉じるとコウゾウの好きなようにさせている。
コウゾウの貪欲で激しいキスは濃厚なセックスを想像させた。
「この糞ジジイめ俺の女だということを忘れるんじゃねえ」
ゲンジが苦笑して飢えた若者のように激しい性欲を漲らせるコウゾウを見て軽く舌打ちした。
「・・・・・・・・こんなに若くピチピチした女を抱くのは久しぶりなんだよ」
コウゾウは糸を引きながら金髪美女から唇を放すとその感触を思い出すかのように何度も唇を舐めまわした。
金髪美女がしなやかな指でコウゾウの股間を撫で回している。
「うおッこいつはたまらんぞッ」
コウゾウは性欲を剥き出しにして吠えるとこれ以上我慢出来ないというよう金髪美女をソファに押し倒しこんもり盛り上がってる官能的な乳房にしゃぶりついた。
「今の女に飢えてるお前には世界中の女を提供しなくちゃ収まりそうもねえな」
金髪美女の下着を引きちぎり足首を高く持ち上げて大きく広げ豊かな恥毛に縁取られてる秘唇を剥き出しにして淫液を滴らせてる秘肉にガツガツむしゃぶりついてるコウゾウの浅ましい姿にゲンジが呆れ顔で苦笑した。
「へへへ、この味がまたたまらねえぜッ」
コウゾウは淫液塗れの顔を上げて口の周りをペロペロ舐めながら豪快に笑った。
金髪美女の半開きになってる口から喘ぎ声が漏れている。
「他人のセックスを見るってのも悪くねえな」
ゲンジが薄ら笑いを浮かべて再び悶えてる金髪美女の秘唇にむしゃぶりついたコウゾウのよく動く頭を見つめ低い声で囁くように言った。
「それじゃ入れさせてもらおうか」
そういうとコウゾウは金髪美女の開かれた股間に腰を沈めた。
「ひッ」
コウゾウの怒張した男根がズボッという湿った音と共にねじ込まれると金髪美女が快感の悲鳴を上げて身悶えた。
コウゾウのとても老人とは思えないリズミカルな腰の動きに耐え兼ねて金髪美女が引っ切りなしに喘いでいる。
「いッいくぜッ」
コウゾウが歯を剥いて吼えると一段と腰の動きが活発になりやがて低い呻き声と共に大量の精液を金髪美女の燃え盛る膣の中に吐き出した。
「あああッ」
金髪美女が長い雄叫びを上げながら最後の一滴までも吸い取ろうと朱に染まってる肉体をくねらせる。
しばらく余韻に浸っていたコウゾウが湿った音を響かせてまだ勃起してる男根を引き抜いた。
「あ〜〜〜〜んッ」
金髪美女が出て行った男根を追いかけるように腰を持ち上げて熱い吐息と共に喘いだ。
「お前の娘に会ってみようかな」
コウゾウは苦虫を噛み潰したような顔で葉巻をくゆらせてるゲンジをチラッと見てから身支度を整えると屈強な男たちをジロリと見据えた。
男たちが襲いかかろうとするのをゲンジが顔を歪ませ荒々しい呼吸を繰り返しながら止めた。
「コウゾウッ娘に手出ししたらたとえお前でも容赦しねえぜッ」
ゲンジの冷たい殺意を秘めてる狂暴な視線が部屋から立ち去ろうとしてるコウゾウに注がれた。
「へへへ、てめえの娘が承知するんなら止めようがあるまいが」
コウゾウはそう言うと悠然と立ち去っていった。
「・・・・・・・あいつを始末しろッいいか、今度はしくじるんじゃねえッ腕っ節の立つ連中を集めてすぐに追えッ」
ゲンジは葉巻を床に投げ捨てると残忍な顔をさらに大きく歪め部屋中の壁が震えるほどの大声で喚き散らした。
震え上がった男たちが慌てて一斉に部屋を飛び出していった。


授業が終わっても影野ショウゴはまっすぐ家に帰る気にはなれなかった。
校門を出るとショウゴの足はいつものように河川敷へと向かっていた。
何かイヤなことがあると決まってショウゴは河川敷にゴロリと寝転び無為な時間を過ごす。
見上げる空はどんより曇っていて今にも雨が降り出しそうだった。
やがて案の定ポツリポツリと雨が降りだした。
それでもショウゴは立ちあがろうともせず寝転がり雨が振り出した暗い空を見上げている。
「・・・・・・・・・おい、お前の望みを叶えてやろうか?」
不意に聞こえてきたその低く不気味な声にショウゴは驚いてガバッと身を起こした。
彼のすぐ脇には薄汚れ厚ぼったい服を着て暗く鈍い光を宿してる眼でジッと見下ろしてるホームレスが立っていた。
そのホームレスは殺されたはずの大岐ゴロウだった。
では、あのテントで死んでいたのはいったい誰だったのか?
痩せたゴロウの肉体に侵入したあの不気味な生物は散歩の途中で偶然通りかかった中年男を惨殺していたのだ。
「・・・・・・・・・・あなたは誰なの?」
ショウゴは怯えた視線でゴロウを見上げると慌てて立ち上がった。
今日は朝からイヤな予感がしていたのだがそれがどうやら見事に当たってしまったらしい。
「こいつは俺とお前との契約だ。契約すればお前は人間以上の凄まじいパワーを手に入れることになる。そうすればお前を弄んだあの高慢ちきな女を好きなだけ犯すことが出来る」
そう告げるとゴロウは口を歪め淫らな薄笑いを浮かべた。
「ぼ、僕のことはほっといてくれッいいかい、僕は誰の力も借りたくなんかないんだからッ」
「ほう、本当にそう思ってるのか?するとお前はこれからもずっとあの女から恥ずかしい思いをさせられ弄ばれることになる」
そそくさと逃げ出そうとするショウゴの腕を掴んでゴロウがグイッと引き寄せると思いっきり臭い息を吐き付けた。
その力はとても痩せたホームレスのものではなく明らかに彼の肉体に侵入した不気味な生物の仕業だった。
「・・・・・・・・・申し出を受け入れたくないのか?俺にはお前の心の中に渦巻いてる邪悪な欲望がはっきり見えるんだよ。お前は自分でもそれを分かってるんだろ?お前は人間の皮を被った邪悪な悪魔の化身なんだからな」
「やッ止めろッそれ以上言うと許さないからねッ」
ショウゴの脅えて青ざめた顔が戦慄きながらゴロウの青白い能面を思わせる顔に張り付いている。
「図星だろ?俺とお前とは運命共同体になるんだ。俺たちはお互いの存在を必要としてるんだからな」
そう呟いたゴロウの眼はすでに何も見てはいなかった。
ポッカリ空いた暗い不気味な眼孔の中でか細い不気味な触手がヌラヌラ蠢いていた。
「・・・・・・・・・・僕が断ったら?」
「お前は断らないさ、お前の中に目覚めた暗い欲情がメラメラと燃え上がってるんだからな」
「僕は僕で無くなるんだね?」
ショウゴの小さな悲鳴のような声が雨の中に響いた。
「だが、お前は心の中で空想していたことを全て叶えることが出来る。なぜならお前は人間以上の大いなる力を手に入れることになるからだ」
「そうか・・・・・・・僕は僕を越えるんだね?」
「ああ、そうだよ」
そう答えたそのひび割れた奇っ怪な声は深い闇の中へと吸い込まれてゆくようだった。
ショウゴがわなわな震えながらゆっくり頷くとそれまでゴロウの肉体を操ってた不気味な淫獣が無数のか細い触手をヌラヌラ口や眼や鼻から突きだして地面を這いながらショウゴの足に絡みついていった。
やがて粘液質のか細い触手がヌルッと口の中に入り込んで来た時、ショウゴは激しく痙攣し絶望的な甲高い悲鳴を上げ地面に崩れ落ちた。
その気絶したショウゴの肉体に揺らめきながら無数のか細い触手がジワリと侵入していった・・・・・・・