淫獣の棲む学園

愛欲

このところ木多は極端な睡眠不足に陥っていた。
それというのも、淫獣が運んできた巨額な資金で手に入れたあの蝿型ナノロボットを操作して寝食も忘れて美少女たちのあらわな痴態を盗撮することに並々ならぬ情熱を降り注いでいたからだった。
これはと目を付けた美少女たちのトイレ内での息を飲むほどリアルな放尿シーン、ピチピチした眩しい裸身が水滴を弾き飛ばす生唾ものの入浴シーン、お互いにバイブレータを使った美少女二人のまだ幼い愛撫シーン、罪の意識のためか恥ずかしそうに繰り返されるオナニーシーン・・・・・・・・
今日も彼は自分の仕事をほったらかしてひたすらモニターに映し出される美少女たちの開放的な肉体に眼を充血させながら釘付けになっていた。
八十インチのモニターを四分割して十匹の蝿型ロボットが送ってくる映像を次々と切り替えながらこれはという映像だけを固定しては食い入るように見つめている。
木多はズルズルッとカップラーメンをすすりながら次々に画面を切り替えた。
そのカップ麺をすすってる木多の動きが不意にピタリと止まった。
木多がジッと見つめるモニターには学園内ではかって見たこともない一人のがっしりした体格の厳つい顔をした男が映し出されていた。
木多はモニターの向こうでその男が小さく笑ったように見えた。
まるで自分の姿が映し出されてることを知っているかのように・・・・・・・・
木多の全身にいやな汗がゆっくり滲みだしやがてそれは急激に冷えて冷たい水滴となって皮膚を滴り落ちていった。
「・・・・・・・いったいあいつは何者だ?」
いやな予感のためか木多の心臓はまるで早鐘のように高鳴った。
モニターの中でその男は悠然と廊下を歩き園長室の手前に部屋で女性誌を熟読してるマチコの所までやってきて声をかけた。
「園長はいるかい?」
男は女性誌の芸能ネタを夢中になって読んでるマチコを見下ろして低い声で話しかけた。
「あらッ」
顔を上げたマチコがそう声を出して見られたくない場面を見つけられた子供のように少し顔を赤らめた。
精悍な顔の中で意志の強そうな鋭い視線がジッとマチコに注がれている。
「あの〜〜、園長にどんなご用でしょう?」
マチコは会ったばかりの目の前の男に性的な魅力を感じてる自分に少し戸惑いながらそう尋ねた。
それは一目ぼれに近い熱病のような症状をマチコの心に引き起こしていた。
目の前の男には女の中に潜んでる性的な欲望に火を突ける起爆剤のような魅力があった。
「お約束してますか?」
「いいや」
「では伺ってまいりますのでこちらでお待ちいただけますか?」
マチコが柄にもなくまっとうな言葉で受付嬢としての仕事をこなしてるのもこの男が醸し出す魅力のせいだろう。
「お名前とご用件を教えてください」
「鬼嶋ヨウゾウだ」
「・・・・・・鬼嶋様ですね、ご用件は?」
「この学園の女生徒が失踪してることについて聞きたいと言ってくれ」
「鬼嶋様はどういう方ですか?」
「ああ、俺か。俺は刑事だよ」
鬼嶋がヨレヨレに着崩れしてる背広の内ポケットから警察手帳を取り出してマチコに見せた。
「分かりました、こちらで少しだけお待ちください」
そう答えて足早に奥の部屋に消えたマチコの表情が少し青ざめていることを鬼嶋は素早く見て取った。
「・・・・・・ふん、あの女何か知ってるかもしれんな」
鬼嶋はマチコが読んでた女性誌を取り上げてパラパラめくりながら時間を潰した。
男運を良くするための化粧法とか、オナニーで完全に絶頂を味わう方法とか、おいしいセックスで確実に五キロ痩せる方法とか・・・・・・・
そんな記事で多くのページが埋め尽くされている。
「・・・・・・まったくこれじゃ女の貪欲な欲望に並の男じゃ太刀打ち出来る訳がなねえ」
鬼嶋は苦笑しながら女性誌を机の上に放り投げた。
「お待たせしました、園長はお会いになるそうです」
やがてマチコが顔を上気させたまま奥の部屋から出てきて鬼嶋にそう告げた。
鬼嶋はさり気なくマチコの脇を擦り抜ける時にサッと片手で抱き寄せてスカートの中に指を滑り込ませた。
「あんたはなかなか感度はいいようだな?」
マチコの股間はすでにグッショリ濡れていてパンティに染みを作っている。
鬼嶋の無骨な指がパンティの上から軽く触れただけでマチコは眼を閉じ半開きになった口で小さく喘いだ。
「俺が今度抱いてやろう」
そう言うと鬼嶋はマチコのふっくらした唇を貪るように吸ってから奥の部屋に向かって歩いていった。
「・・・・・・ふ〜〜ッ」
マチコは鬼嶋の後ろ姿を見つめながら熱病にでも冒されてるようなトロンとした眼を宙に漂わせると放心したように椅子にふわっと腰を降ろした。
自分の濡れた股間を無造作に愛撫したあの男が刑事であるなどマチコには信じがたいことだった。
鬼嶋が開いてる扉を軽く叩いた。
「・・・・・・お入りになって、あなたのような刑事がいったいどんな用があるのかしら?」
それまで眼を通してた書類から顔を上げたサユリが眼鏡の奥からジッと鬼嶋を見つめて微笑んでいる。
がっしりした体格でヨレヨレの背広を来たこの鬼嶋と名乗る男をサユリは用心深く観察した。
この男が訪ねて来た本当の目的はまだ明らかではなかったが学園にとって良い話を持ってきたのでないことだけは確かなようだった。
「なあに、園長にちょっと聞きたいことが出来たもんでね」
そう言うと鬼嶋は勝手にソファにドッカリ腰を下ろし無遠慮に室内を見回した。
これといって特徴のないどこにでもある部屋である。
平凡な人間が生活してるようにしか見えないこの学園にいったいどんな秘密が隠されてるのか・・・・・・・
「自己紹介が遅れましたわ、私この学園の園長をしてます漆原サユリです」
そう言ってサユリが名刺を差し出すと鬼嶋が鷹揚に指でそれを受け取って無造作に胸ポケットに仕舞い込んだ。
「ああ、知ってるよ。あんたはマスコミにしょっちゅう出てる顔だからな」
反対側のソファに座って悠然とタバコを薫らせてるメガネをかけた飛びっきりの美女を鬼嶋は舌なめずりしながら粘着質な視線で見つめてせせら笑った。
「申し訳ないけど私はとても忙しいの。あなたと世間話をしてる暇はないのよ」
「そうかい、じゃ単刀直入に聞こう。この学園から女子生徒が何人も行方不明になってるそうじゃないか?」
「鬼嶋さんっておっしゃったかしら?刑事ならお分かりでしょうけど、今の若い子はとても活発に行動するわ。たとえそこがとても危険な場所であっても彼女たちには小さな冒険でしかないのよ。その彼女たちの自由奔放な行動を誰も止められはしないでしょ?」
「ああ、そうだろうとも。俺もあんたのその意見には同感だがね。しかし残念だが、俺はあんたの意見を聞きたくてこのクソ暑い中をノコノコここまでやってきたわけじゃねえ。行方不明になってる女子生徒を学園の外で見たって奴が一人もいないんだよ。これがどういうことかわかるだろ?」
「いいえ私にはわかりませんわ。あなたの刑事としての見解をお聞きしたいわ」
「いいだろ、学園の外で誰も見てないってことはここで彼女たちは失踪したってことになるんだ」
「それって学園に何か問題があるような言い方ね?」
サユリは実に魅力的な笑いを顔に浮かべて鬼嶋を見つめた。
「へへへ、違うのかい?」
鬼嶋の粘り着くような視線がサユリの清楚な美しい顔にジッと注がれている。
「ここで調べたいことがあるのなら全面的に協力しますわ。それで当学園の疑いが晴れるのであれば喜んでね」
「そうかい、そいつはありがたい。とりあえずこの中を自由に歩き回らせてもらおうか」「ご自由に」
サユリは冷たい表情のままタバコを灰皿に何度も押し付けてしつこいくらい丹念にもみ消した。
サユリはドアから消えた鬼嶋の後ろ姿を見送ってからすぐに警備本部に電話を入れた。
「・・・・・・私よ。そう、鬼嶋ヨウゾウという刑事のことを調べてちょうだい。ええ、私生活まで含めてね」
そう指示を出してからサユリはその美しい顔を強張らせたままジッと宙の一点を見つめた。
その頃、鬼嶋は学園内を獲物を求めてあちこち嗅ぎ回る猟犬のように歩き回っていた。
「あの女何か隠してやがるッ」
鬼嶋は屋上に上がるとだだっ広い校庭でテニスを楽しんでる女子生徒を見下ろしながらタバコを吸った。
空は抜けるようにどこまでも青く学園に巣くう秘密を綺麗さっぱり払拭するかのように澄み渡っている。
「・・・・・・・とりあえず誰かつかまえて聞いてみるか」
鬼嶋はタバコをペッと吐き出すとその場から離れた。
フェニックス学園は全寮制であるから用がない限り帰宅することは許されない。
もっとも例外は認められてるようで気の合う仲間を誘ってはこっそりと夜の原色のネオンきらめく繁華街へと遊びに出向く女子生徒もいるのだ。
大田ショウコもそうした女生徒の一人だった。
彼女は鬼嶋を学園内で見かけた時からひどく彼に興味を持っていた。
どういうわけか鬼嶋という男には女を引き付ける魔性めいた魅力が備わっているようだ。「こんにちは」
鬼嶋が廊下を曲がるとそこに待ち構えていたショウコが飛びっきりの笑顔を浮かべて待っていた。
「・・・・・・・・俺に話でもあるのか?」
鬼嶋はショウコと数センチしか離れてない状態のままジッとこの愛くるしい眼をした美少女を見つめた。
ショウコはさりげなく形よく盛り上がってる胸を鬼嶋に擦り付けるようにしながらニッコリ微笑んだ。
「ええ、あなた刑事なんでしょ?」
ショウコが鬼嶋を誘うようにその分厚い胸を背広の上から指でなぞっている。
鬼嶋は苦笑しながらショウコの全身から漂ってくる甘い香りに鼻孔を大きく広げ思いっきりその香りを吸い込んだ。
「あなたの知りたい情報を私は提供出来ますわ」
そう言うとショウコは鬼嶋の手を取り自分の胸にソッと押し当てるとその反応を探るように美しい大きな瞳でジッと鬼嶋の顔を凝視した。
「・・・・・・・・俺を誘ってるのか?」
鬼嶋の手がショウコの豊満な胸をまるでその感度を確かめるかのようにゆっくり揉むように動いている。
「ええ、そう受け取って頂いてもかまわないわ。あなたが学園に来たのはまるで神隠しにあったかのように忽然といなくなった子たちを探すためなんでしょ?私、ゆっくりお話出来るところを知ってるからご案内するわ」
ショウコの濡れた瞳がジッと鬼嶋の顔を見上げている。
「わかった、そこへ案内してもらおうか」
ショウコは鬼嶋を図書室の中にある閲覧用の個室に連れて行った。
途中で遊び仲間のアヤメと出会うと彼女は意味深な投げキッスを送り返してきたのでショウコはウインクでそれに答えてやった。
ショウコがこれまで出会ったこともない強烈な魅力を秘めた鬼嶋という男と刺激的なひとときを過ごすのにその楽しみを誰にも邪魔させるつもりなどなかったのだ。
「ここよ、入って」
個室のドアを開けてショウコの濡れた瞳が何かを期待するかのように揺れている。
鬼嶋は男の性の嗜好を知り尽くしてるようなショウコの振る舞いに苦笑しながら後ろ手にドアを閉めた。
その部屋に一匹の蝿が静かに入り込んできたのだがそのことにはショウコも鬼嶋も気が付いてはいなかった。
すでに二人ともこれから起こるだろう激しいセックスに思いを馳せて肉体を熱くさせていた。
「・・・・・・・さてと、でお前が何を知ってるのか話してもらおうか?」
閉じたドアの壁に腕組みして凭れた鬼嶋が長い髪を指で軽く撫でながら媚びるような仕草をするショウコをジッと見つめて話しかけた。
「ふふふ、その前に楽しみましょうよ」
ショウコが鬼嶋の所までやって来ると誘うように濡れた瞳で見上げた。
「俺に抱いて欲しいのか?」
「私のような女はお嫌いかしら?」
「いいや、おれのチンポはすでにズボンの中で痛いほど勃起してるぜ」
鬼嶋はショウコの白い肉体を想像して卑猥な薄笑いを浮かべた。「私を満足させてくれたらあなたが知りたがってる情報を提供してあげる」
そう言うとショウコの腕が鬼嶋の身体に絡み付いてしなやかで柔らかな乳房を押し付けてきた。
「ふふふ、面白い提案だな。いいだろ、受けてやろうじゃないか」
鬼嶋は小さく笑うとショウコのぽっちゃりした唇に吸い付いた。


その頃、管理人室では木多が蝿型ロボットから送られてくる鬼嶋とショウコの刺激的な映像にすっかり夢中になっていた。
木多は鬼嶋が学園にやって来た時から何か不吉な予感を感じて心穏やかではなかった。
鬼嶋がただの刑事ではないという激しい不安がどす黒い暗雲のように木多の心にみるみる重苦しく広がっていた。
それにこのところ淫獣が妙に温和しいというのも気になっていたのだ。
あれほど頻繁に美少女の提供を催促してた淫獣がこのところやけに静かにしてる。
地下室の中でひっそりとその存在を消し去っているかのように動く気配がなかった・・・・・・・・・
木多にとってそれは都合のいいことだったがそれは嵐の前の静けさでしかない。
木多はモニターに鬼嶋とショウコの映像だけを映し出すようにセットすると椅子に踏ん反り返ってお湯を注いでできあがったカップ麺をズルズル啜った。
「・・・・・・・・・あの刑事めショウコにしゃぶらせてやがるッ」
スピーカーから淫猥な音が響いてきていやでも木多の欲望を刺激した。
「それにしても奴のは太くてでかいな」
木多が鬼嶋の怒張した男根をしゃぶってるショウコの横顔をアップにして感嘆の溜め息を漏らす。
すぐに木多はもう三匹の蝿型ロボットをその部屋に送り込んで角度を変えた映像を楽しむためモニターをを四分割した。
あの清楚なイメージのショウコが過激なまでに鬼嶋という得たいの知れない刑事の男根を嬉々とした顔でしゃぶってる様子を見て木多は自分の男根も痛いほど勃起させている。
「おれもまだ青いということかッ」
木多がズボンの上から股間を宥めるかのようにゆっくり撫で回し独り言のように呟いた。
「・・・・・・いいのよお口に出しても」
ショウコがとても少女とは思えない大人びた淫猥な表情でジッと鬼嶋を見上げて淫らに笑った。
「ああ、そうさせてもらおうか」
そう言うと鬼嶋は両手でショウコの頭を押さえつけ自分の方にグイッと引き寄せた。
鬼嶋の膨張した男根はショウコの喉の奥まで侵入しひたすらピストン運動を繰り返して貪欲に快感を貪り尽くしていた。
やがて鬼嶋が低く呻いて全身を硬直させるとショウコの口中に大量の精液を放出した。
その精液をショウコが一滴残さず吸い尽くそうと口をすぼめて何度も顔を前後左右に激しく振って飲み込んだ。
「・・・・・・・よかったぜ」
ショウコの貪欲な口から解放されて鬼嶋がまだ萎えてない男根をブルンと震わせた。
「ちくしょうッ次の生け贄はショウコにするつもりだったのにッ」
木多が悔しそうに歯を剥き出して低く吠えた。
ショウコは淫獣好みの清楚な美少女なのだ。
以前から木多は密かにショウコに眼を付けていて接触できるチャンスを窺ってたのだがそんな状況が生まれるはずもなくただ遠くからジッと粘液質な視線を送っていたに過ぎなかった。
そのショウコが突然やってきた得たいの知れない鬼嶋という刑事の男根を嬉しそうにしゃぶったのだ。
木多のその心中が穏やかなわけがなかった。
「ねえ、私のアソコも舐めてくださる?」
ショウコが鬼嶋の放出した愛液で汚れた口元を手の甲でスーッと拭うと淫らな視線で鬼嶋を見つめた。
「ああ、いいぜ」
鬼嶋は全裸になるとショウコを軽々と抱き上げて机の上に仰向けに横たえた。
可憐な制服姿のままで横たわるショウコのスラリと伸びた身体が鬼嶋の眼には眩しく見えた。
「・・・・・・・・・少しのあいだ私に触るのを我慢してくださいね?」
まるで小悪魔のようなショウコの欲情に濡れた瞳が妖しく揺れている。
ショウコの白くしなやかな指が短めのスカートをゆっくりたくし上げてゆき、やがて鬼嶋は少しずつ見えてきたショウコの抜けるように白い太股を食い入るように見つめ低い唸り声を漏らした。
やがてショウコのスカートが下腹の上まで捲れ上がり小さな布で下腹部を申し訳程度に覆ってるだけのあられもない姿を鬼嶋の視線に晒す。
「・・・・・・・・いい眺めだ」
鬼嶋は約束通りショウコの眩しい肉体には触れようとせずただジッと官能を刺激するように妖しく蠢いてる白い肉体を貪欲に見つめた。
女の肉体が醸し出す淫靡な肢体を触れずに見ることの快楽を熟知した男だった。
「もっと楽しませてあげるわ」
ショウコが開いた両手で白い太股の内側をゆっくり撫でながら足を閉じたり開いたりしてみせた。
男の性欲を知り尽くした熟女のような振るまいと可憐な顔立ちとのあまりにも大きなギャップに鬼嶋は剥き出しの下半身の中央で快楽の汁を滴らせてる男根を何度も強く扱かねばならなかった。
「どう、私のアソコが濡れてるのが分かる?」
ショウコの指が薄いパンティの上から秘唇の割れ目を何度も撫でさすっている。
小さく薄いパンティは濡れて大きな染みをつくりまだ隠されたままの秘唇の淫らな形をくっきりと教えていた。
恥毛の形さえもそれとわかるほど薄い布を鬼嶋は歯を剥き出して楽しそうに見つめた。
ショウコの白い指が鬼嶋を誘うようにしばらくパンティの上を淫猥に蠢きやがてその指は上へと移動してこんもり形よく盛り上がってた乳房へと移った。
軽く眼を閉じて半開きになった口から甘い喘ぎを漏らし続けるショウコはそこに鬼嶋がいることすら忘れて自分の快楽をひたすら追求してるように思われた。
「・・・・・・・おい、手伝おうか?」
鬼嶋が机の脇に歩み寄るとオナニーにすっかり夢中になってるショウコの耳元で低く囁いた。
「ダメよ、そこで私がエクスタシーを迎えるのを見ててちょうだい」
ショウコがゆっくりと濡れた瞳を開けて掠れた声を出し鬼島の動きをやんわり封じた。
鬼嶋は貪欲に快楽を貪り尽くそうとするショウコの性欲に舌を巻きながら汗で光るその端正な美しい顔を見つめた。


「・・・・・・・参ったなッショウコにこれほどの淫猥な血が流れてたとはッ」
木多はそう言って自分の快楽をひたすら追求してるショウコの美しく淫らな裸体を映し出すモニターに嫉妬した。
できれば今すぐにでもショウコの所に飛び込んでいって猛り立つ男根を強引に突っ込みたい衝動に駆られていたのだ。
「まったく、あの鬼嶋とかって刑事は何やってるんだ?」
木多は傍観してるだけで行動を起こそうとしない鬼嶋が焦れったくて仕方なかった。
モニターの中では愛らしいブラジャーから剥き出されたショウコの食べ頃の果実のような乳房が刺激的の大きく揺れていた。
その弾力性にとんだ乳房をショウコの指が鷲掴みにしてゆっくり揉みあげている。
しばらく乳房を愛撫してた指がやがてスッと下腹部に降りてきてパンティの中にスルリと滑り込んだ。
小さなパンティの中でショウコの指はまるでそれを突き破るかのように激しく動き湿った淫猥な音を引っ切りなしに漏らしている。
木多が食い入るように見つめる四分割されたモニターには喘ぎ続けるショウコの顔がアップで映し出され、慌ただしく揺れ続ける乳房がアップで映し出され、パンティの中でいっそう激しさを増しながら蠢き続ける下腹部がアップで映し出され、俯瞰した部屋全体の情景が映し出されていた。
ついに我慢できなくなった木多はズボンと下着を一気に足首まで下ろすと痛いほど勃起した男根を片手で握り熱心に扱き始めた。
その木多の血走った眼は一時も離れることなくモニターに釘付けになっていた。


「・・・・・・・・やだ、もうこんなに濡れてるわ」
ショウコがそう言うとパンティの中で快感を貪り尽くしてた指をヌルッと引き抜き鬼嶋に見せた。
鬼嶋は擦り合わせるたびに粘着性の液体が糸を引きながら絡み付くショウコの指を見つめている。
「どう、そろそろ私のアソコに入れたくなったでしょ?」
ショウコが鬼嶋をからかうようにそう言って両足をスーッと開いた。
それを見て鬼嶋は立ち上がりショウコの足元の方に移動すると魅惑的に蠢く下腹部とその下のパンティに覆われた部分を凝視した。
「・・・・・・・私の濡れたアソコがあなたに舐めて欲しいと言ってるわ」
ショウコがもう我慢できないというように両手で戦慄いてる白い内股をギュッと摘まむように持ち上げて濡れた眼差しで挑むように鬼島を見つめた。
ショウコのしなやかな指が何度もパンティの上から秘唇を撫でさすっている。
焦らされれば焦らされるほど快感が高まるということをショウコはこれまでのセックス経験から熟知していた。
やがてショウコが挑戦的な視線を鬼嶋に注いだまま足首からパンティを脱いでそれを床にスーッと落とした。
そうして無防備状態になった秘唇を鬼嶋の視線に晒した。
だがショウコが素直に秘唇の全てを鬼嶋の貪欲な視線に晒したわけではなかった。
手でその部分を覆うようにして緩急を付けながら熱く火照った秘唇をほどよく圧迫していた。
そうすることでさらなる快感がショウコの肉体を突き抜けてゆく。
ついに鬼嶋が低い獣の咆哮を上げながら猛然と襲いかかってくるのにあまり時間はかからなかった。


その頃、管理人室では木多がモニターの映像を睨むように見つめたままひたすら指で男根を扱き続けていた。
「・・・・・・・何をしてる?」
不意に淫獣のひび割れた暗く籠もった声を耳にして木多はギョッとして振り返った。
次の瞬間、木多は絶頂を迎え低く呻きながら大量の精液を床一面に撒き散らした。
「お前のオナニーを手助けするためにこのシステムを与えたわけじゃないぞ」
淫獣から伸びた何本もの触手が木多の体に次々と絡み付きその獰猛な触手は木多の肉体へスルスル侵入した。
木多は激痛と恐怖に襲われて全身を激しく痙攣させ血走った目で必死に淫獣が潜んでる暗闇に視線を向けた。
「・・・・・・・・何か言いたいことでもあるようだな」
淫獣が木多の口に突っ込んでた不気味な太い触手をズボッという湿った音と共に引き抜いて話すよう要求した。
木多がゼーゼーいいながら必死になって肺に空気を送り込んでいる。
「・・・・・へ・・・・・変な・・・・野郎が・・・・・やって来てるんだ」
顔を歪めてなおもゼーゼーいいながら木多は淫獣にそう告げた。
「そ、そうだッこ、これを見てくれッ」
木多は何本もの触手に肉体を貫かれたまま淫獣にモニターを見るよう訴えた。
ようやく淫獣にも状況が飲み込めたようだった。
木多の肉体を貫いてた触手を次々引き抜くとジッとモニターを見つめてるようだった。
「・・・・・・・・・あいつは俺の獲物を横取りする気なんだな」
淫獣の憎悪に満ちた言葉が部屋中に響き渡り天井からひび割れた破片がパラパラ落下した。
「やつは何者だ?」
ツーッと伸びてきた触手が木多の喉にグルッと絡みついた。
「お、俺にもわからねえ・・・・・・・調べてみないことにはわからねえよッ」
木多が苦しそうに藻掻き手足をバタバタ動かしながら叫んだ。
「早急に調べろ、あの眼にはどこかで出会ったような気がする」
淫獣は木多の喉を締め付けてた触手を外すと地下室へと姿を消し入り口の重い扉が金属的な音共に閉じられた。
「冗談じゃねえぞッこれじゃ、命がいくつあっても足りやしねえッ」
木多はヒリヒリする喉を手で何度も撫で回し激しい怒りを露わにしたピタリと閉ざされた鉄の扉を凝視した。